一番上にくしゃくしゃになったナイロンが
新しい薬瓶を開封すると、一番上にくしゃくしゃになったナイロンが入っています。あれは一体何だろう、と長年疑問に思っていました。「乾燥防止用なのかな?」と勝手に思っていたので、薬を取り出したあと、再度ナイロンを詰め込んで元に戻し続けて来たのですが、どうやらあのナイロンは、薬瓶の中で薬が動いて割れたり欠けたりしないように、抑えの役割を果たしていたようなのです。
確かに、薬局で購入したあと、家に持ち帰るまでは、瓶の中で薬の粒同士がぶつかって、割れるようなこともあるかもしれません。でも、家に持ち帰って開封してしまえば、薬瓶の中の薬の粒同士は、ぶつかり合って割れるほどの衝撃を受けることはあまりないでしょう。だから、あのナイロンは、いったん開封してしまえば、捨ててしまっていいものなのだそうです。それを知った時は、目からウロコでした。なんでも物には、存在理由があるのですね。
薬の粒やカプセルが破損していると、効き目が悪くなったり、強い苦味を感じたりすることがあります。また、食道を荒らしてしまうことがあります。割れたり欠けたりしたお薬は、絶対に飲まないようにしましょう。
子供の頃は、よく祖父母の薬局のオブラートで薬を服用していました。最近はオブラートで薬を飲むことはほとんどありませんが、オブラートを見ると、懐かしさがこみあげます。オブラートの口当たりがどうも苦手で、昔はオブラートに包まれた薬を飲むのが苦痛で仕方なかったのですが、今思うとオブラートは子供にやさしいアイテムなんですよね。
祖父母に可愛がられた思い出と、不味いオブラートの思い出は、私の中で直結しています。